みみ様のお部屋

わがままお姫様がいろいろもの申すブログ

美女とイケメン②

 

 

一目みたその時から もう恋の虜

だから口説いて 結婚しよう

ベルは俺のものだから

 

美女と野獣 ♪朝の風景 ガストンのパート~

 

こんにちは。夢見みみです。

前回のつづき☆

 

 
美女とイケメン - みみ様のお部屋

 

冒頭の歌のように地球上の男をガストンにしてきた変わり者のベル(まりな)。

彼女がついに騙される。

 

まりなとイケメン(以下、れん)が出会ったのは某美容院。

まりなの担当がれんだった。

 

人気のサロン、れんはトップではないものの人気スタイリスト。予約はなかなかとれない。

平日夜や土日は女性客でほぼ予約が満席に。カットやカラーのときに来てくれ、シャンプー・トリートメントは別のスタイリストがやってくれる。

れんとゆっくり話したい…たくさん会いたい…!

 

まりなは比較的客の少ない平日昼間に週1で通った。

平日の午前中は奥さま方の予約が多いが、昼を過ぎると若干落ち着いてれんを独り占めできるチャンスも増えるのだ。

さすがに週1で通うとお得意様としてよくしてくれた。LINEを聞くこともできたし、Instagramもフォローしあった。

 

しかし、さすが有名美容師。女の子からのいいね!コメントが桁違いである。

モテ男ハンターまりなは燃えた。この砦、攻略せねば!!!

 

頑張って通うものの、なかなか客と美容師の壁を乗り越えられない。

プライベートの誘いもやんわりと断られる日々…。

 

まりな(これは彼女持ちか、女に誘われすぎて私には手が回らないかだな、、、)

 

珍しくまりなが弱気になり、週1で通っていた足はじょじょに重くなる。

月2回…月1回と減っていき、ついに1ヶ月と1週間美容院へいかずに月日が流れてしまった。

 

まりな(LINEは向こうからは絶対来ないし、美容院お金かかるしな…。もうあきらめようかな。)

 

 

そして2ヶ月が経った。

2ヶ月に1度はもともと美容院へ行っていたため、別の美容院をさがすまりな。

れんの美容院へいくのはなんだか気まずく、自分のプライドも邪魔して出来なかった。

 

すると…

 

ぴこん!

LINEのポップアップ。

 

まりな『え。。』

 

まさかのれんである。

いや、読者諸君も想像できたであろうタイミングだ。

 

 

れん『最近見ないけど、髪の調子はどうですか?』

 

いかにもな営業メール。だが、まりなは返信する。

 

まりな『お久しぶりです♪忙しくて行けてませんでした~(^^;そろそろ切りたいなって思ってました!』

 

れん『ほんとですか!よかった~まりなちゃん、もう来てくれないかと思ってたよ(T0T)

ちょっと伸びた頃だし、パーマかけてみるのとかどうかなぁって思ってたんだ。こんなの似合うと思うんだけど…

(写真)』←返信が速い(ポイント)

 

まりな『わぁ…わたしの好きな感じ!今度お願いしちゃいますね!』

 

れん『でしょ!俺、まりなちゃんの好み熟知してる自信あるよ( ・`д・´)笑

絶対似合うし可愛いと思う!』

 

まりな(トゥンク……)

 

あれ?まりなこんな簡単にオチるっけ?!?!

 

れん『予定があったらぜひ来てね!…あっ今日は俺おやすみだから、明日以降でお願いします!笑』

 

今日は俺おやすみ………

ここでまりなはつい一歩踏み出してしまう。

 

まりな『…わたしも休みです!よかったら、、ご飯でもいきませんか?』

 

れん『いいよ!ちょっと予定あるから、夜でもいいかな?』

 

まりな『大丈夫です。』

 

れんに指定された時間は夜9時。

遅くないか?夜ご飯、遅くないか…?

ちょっと不安になるまりな。

 

まりな(いつも仕事終わるの遅いみたいだし、この時間にディナーが彼のデフォなのかも。うん。そうよね。)

 

人間、好意を持ってしまうと自分や相手を正当化しようと自己暗示をかけてしまうものである…

いつもなら危険や不安を察知できる“女の勘”も、惚れた男の前では無力だ。

 

 

そして時刻は21時。○○駅で待ち合わせ。

まりながとびっきりのおしゃれをして向かったのは言うまでもない。

 

れん『ごめんね!こっちまで出てきてもらっちゃって』

まりな『いえいえ!』

※まりなは隣の県に住んでいる。

れん『どこ行こっか?お腹はすいてる?』

まりな『(え…夜ご飯食べるんだと思ってなにも食べてないからすいてるけど…)まぁまぁです!れんさんは?』

れん『んー…俺はあんますいてないな!』←?!

こう言われてしまうとご飯に誘いづらい。なんという。。。

ご飯いきませんか?って誘ったのに!夜抜いてきたのに!

そんな苦情はグッと飲み込むまりな。

まりな『そうですか~。じゃあどうしましょうか?バーとか?』

れん『あー…俺、酒ダメなんだよね…。昔からアレルギー?ていうかぶつぶつできちゃってさ…。

まりな『そ…そうなんですね!それは無理できません…ね……』

 

れんはとりあえずここ人多いし歩こっか。と進み始めた。着いていくしかないまりな。

 

まりなは考えた。

そこまで深い仲でない初めて二人ででかける男女が、夜の9時に食事もせず酒も飲まずに一体なにをするというのか?

カラオケ…?

ダーツやビリヤードで遊ぶ…?

その答えに読者諸君はとっくにお気づきのことと思う。当然まりなも。

しかし、考えたくはない。心の中で“その”答えでなければいいのに…と何度も思った。

 

れんが足を止めた場所は…

 

まりな『え…れんさん…?』

れん『ダメかな?まりなちゃんと二人でゆっくりお話したいな。』

 

ああ、やっぱり。やっぱりそうではありませんか。気づけばホテル街の真ん中に。

 

ここまで来て逃げ出すこともできず、まりなとれんは建物の中へ消えた。

ベッドへ入った瞬間、今までのプライドはどこへやら女の快楽へと変わったのだ。

 

 

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みみ・あやか『ヤリ逃げか。。。』

 

まりな『いや、逃げてないよ!朝まで一緒だったし、会計も半分だしてくれたし、駅まで送ってくれたし、もちろん避妊もしてくれた…し…』

 

まりなも自分で言いつつそんなの当たり前だ、と思っていたはず。

むしろ、ホテル代を半額だしてまで一緒にいれたことを“幸せ”だと思えたことに震える。

※れんに出会う前までのまりな↓

『ホテル代割り勘?!ないわー。全額負担安定でしょ。こっちは体使って満足させてあげてるんだよ?むしろプラスアルファ払ってほしいくらい。』

 

あやか『まぁ…今までモテ男狙ってきて、こういうのに引っ掛かんなかっただけ奇跡だよ。』

みみ『だね。下手したらライバル女からも危害加えられるし。これに懲りてもうマトモな彼氏作りなよ~。なんだかんだまりなは美人だし、まだイケるよ。』

 

まりな『二人ともごめん。わたし、本気なの。

 

あやか・みみ『え…?』

 

まりな『実は、ヤリ逃げじゃなくて、まだ繋がってるの。』

 

あやか・みみ『ええええぇぇぇえ?!?!』

 

 

つづく