みみ様のお部屋

わがままお姫様がいろいろもの申すブログ

美女とイケメン③

こんにちは。夢見みみです。

前回に引き続き、みみの友人の残念な美人、まりなのお話です。

 
美女とイケメン② - みみ様のお部屋

 

 ~簡単なあらすじ~

 

モテ男キラーまりなが目をつけたイケメン美容師・れん。

初めて二人ででかけることに成功したが、れんは完全な“ヤリ目”だった。

プライドの高いまりなであれば、痛い目をみた…とターゲットを変えるはずだが…

 

まりな『実は、まだ繋がってるの。』

 

どうして?なんで?

その男最低じゃん!

ありきたりな台詞が浮かび上がる。

 

あやか『悔しいから、オトすまでやめないってこと?』

まりな『ううん。わたしは完全に“負け”たの。』

まりなの“負け”とは、“愛”。

10年以上こじらせ続け、誰も心から愛することのできなかったまりなが…。

 

驚いた もちろん 意外だ ほんとに

まさかこんなことになるなんて 見守って

待って もう少し 何かが芽生えているから

(今までなかった何かが 芽生えているから)

(何かが芽生えているのよ)

 

美女と野獣 ♪愛の芽生え より~

 

 

みみ『じゃああれから何回か遊んでるの?』

まりな『それはね…』

 

れんとの一線を越えてしまったまりな。

彼に会うために、再び週1のペースで美容院へ通うようになった。

相変わらずれんは忙しく、あまりまりなに構うこともないのだが、一線を越えてからというものよくまりなの元へやって来るように。

 

いつものようにシャンプーは別のスタイリストが担当。

ヘッドマッサージをしてもらいながらウトウトしていると…

 

れん『眠い?』

 

急に耳元でれんの声が。まりなは思わずビクッと体を動かしてしまう。

ヘッドマッサージの途中から、れんと他のスタイリストが交代していたのだ。今まではこんなことなかったのに…不意打ちに顔を赤らめるまりな。

 

この日はまりなが最後の客だった。そのため、いつもなら慌ただしく見送られるが、外までれんが送ってくれた。

 

れん『ありがとうございます。うん。すごい可愛い。』

まりな『…ありがとうございます。照れますよ…。』

れん『ね、このあと空いてる?』

まりな『え…空いてますけど…』

れん『ほんと!ちょっと待っててもらえないかな?俺すぐでてくるから!!』

 

こうして2回めのれんとのデート(?)に。

 

まりな(今日は…さすがにご飯かな?仕事終わりだもんね)

 

ご飯ではなかった。

れんは迷いもなく真っ直ぐとホテル街へ。

 

まりな(………デスヨネー)

 

しかし、今回は以前と違い、ホテルのルームサービスでご飯を食べることに。

 

 

ようこそ どうぞ 大事なお客様

首にナプキンをかけて ごゆっくり

スープ・ドゥ・ジュール オードブル

一度食べたらトレビアン

どれもお味は天下一品 お疑いならお皿に聞いて

 

まりな(ラブホのごはんって意外においしいんだ…)

 

歌って 踊って 豪華なひととき

フランス料理は最高さ

 

まりな(カレーだけど)

 

ごらんください メニューひらき

あなたは大事なゲスト

 

美女と野獣 ♪ひとりぼっちの晩餐会 より~

 

まりな(大事なゲスト(ヤリ目)か…)

 

 

 

れん『シャワー終わったよ~~』

まりな『(そわ…そわ…)』

れん『?』

まりな『(そわ…そわ…)』

れん『眠いなー。おやすみ』←?!

 

ヤリ目どこいった?!

 

まりな『えっ…寝るの?』

れん『ねないの?』

まりな『や、寝るけど…さ。もうちょっと…イチャイチャしたいなぁ、久しぶりだし…』

 

まりなは念入りに洗ったつやつやの体に、シャンプーの香りを惜しみ無くひろげてれんに迫った。

もちろんぶりっこ全開の甘い声で。

大抵の男はこの声と上目使いでオトしてきた。かなりの自信があったのだ。

 

れんの反応は我々の想像を遥かに越えていた。

 

れん『それ、やめれば?』

まりな『え?』

れん『その甲高い声。わざとやってんのずーーっと知ってんだけど(笑)』

 

れんの みやぶる こうげき !

こうかは ばつぐんだ !

まりなの こうげきが ガクッと さがった !

 

まりな『…さすが。モテますもんね。(低い声)』

れん『地声思ったより低いw 頑張ってたんだねw』

 

ムードもなにもなくなったが、まりなとしては体がれんを求めてしまっている。

 

れん『なに?やりたきゃそう言えば?』

まりな『………』←まだわずかなプライドが邪魔をしている

れん『やめる?』

まりな『やだ!』

 

このあとは結局れんのペースに流されてしまうのだった。

しかも、ホテル代(ルームサービスも含む)は全額まりな持ちだった。

れん『あ、俺、金ないわ。(しれっと)』

 

その後もまりなはデートに誘うも、

 

れん『ラブホならいいけど?…あ、そっちから誘うならホテル代もちゃんと持ってきてね。よろしく。』

 

あやか・みみ『さいてい!!!!』

思わず、“夜襲の歌”を歌いたくなったくらいである。※美女と野獣のガストン一向が野獣を殺しに城へ向かう歌“

 

真実の愛”を見つけることはできず、代わりに美女は“微女”へと成り果てました。

いや、いつも野獣が男とは限りません。見かけの美しさに騙され、性欲に負けた彼女のほうが野獣だったのかもしれない。

 

~美男と野獣 完~

 

 

このお話は③回に渡って、美女と野獣の歌を織り混ぜながらお送りした実話です。多少加筆してあります。

美女と野獣おもしろかったー。エマ・ワトソン美しすぎる…。字幕最高。

日本語訳版も見に行こうかな~。